密室を舞台にした芝居ばかり書く「引きこもり作家」又吉が、
毎回様々な「密室」をテーマに思いを巡らせ物語を妄想。次回作の案がここから生まれれば儲けモン。

2008年10月12日

第二訪 『刑務所』

刑務所芝居というのは、まあそこそこあると思います。囚人たちの希望溢れる脱獄劇だったり陰鬱な芝居だったり。という訳で考えてみました。詳細は全然ですけど。まあ漠然と。


【あらすじ】

囚人、だが彼はとてもポジティブだった。
常に監視をされているということを自分がVIP待遇ゆえに危険がないかを見張ってもらっていると解釈。
労働は仕方ない。そんなのは「外」でもしなければならない。
マズイ飯も味オンチの彼には関係ない。三食付いた合宿所と考えれば良い、となる。


そのポジティブ男に影響されていく他の囚人たち。
「外」を憂いて嘆く人々も彼と関わることによって少しずつ人生に悲観しなくなっていく。
囚人たちだけじゃない。それを取り締まる看守も例外ではなかった。


彼が入所したのは知人の罪を被ってだ。それも彼は気にしてはいない。知人がヘマをした。そして自分がここに入った。ただそれだけだと感じていた。
だがその知人の現在を別の囚人づてに彼が知り、「あなたは今幸せですか」と問われた時、彼のポジティブは狂い始める。


周りは彼の暴走をポジティブな発想で押さえようと試みる。そんな周りに彼は苛立ちを感じる。ポジティブな発想は精神論やモラルをも無視しはじめて、やがてそれぞれが持っていた「幸福論」を見失っていってしまう。



暗そうですねー。まさかポジティブな登場人物が出てきてこんなんなっちゃうとは思ってなかったですね。
でもまあ明るい人たちが明るく生きてくのって暑っ苦しい気もしますしね。有り有り。
刑務所はホント肉体的にもそうなんですが、精神的な束縛というか。そういう意味では密室とのリンクは上手い具合に話を運べそうな気もしますね。
posted by マタヨシ at 03:18| 探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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